円座抄

蛍が飛んでいます

 散歩道の途中に蛍の舞う小川があります。今年も「蛍が飛んでいます」のポスターや旗が立ちました。まだ、少し早いかなと思いながら、見に行きました。5月28日の夜のことです。
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思っていたよりたくさん飛んでいました。うまく撮影できていないのが残念です。
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 「 蛍火の明滅滅の深かりき 」 細見綾子  (季語は夏)

少し風が出て、月も雲間から出てきました。まるで舞い始めた蛍の舞台を整えるかのように。
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「 蛍ゐて木に近づけば木の美しき 」 武藤紀子
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(朝の小川の様子)
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(昼の小川の様子)
 
6月2日の土曜日の夜も出かけました。ところが、この夜は、観客の数が多くて先日の静かな風情はありません。写真も撮るどころではありませんでした。
この小川に昔のように蛍の飛ぶ環境を取り戻そうと努力されたボランティアの方々の活動のたまものです。この賑わいは、その活動の成果だと思うと、喜ばしいことです。
日々の暮らしのこんなに近くで、子供も大人も一緒に自然の営みを見ることができた蛍の夜となりました。

by enza-hoshitsuzuri | 2018-06-05 21:09 | 散歩と季語 | Comments(0)

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